黄金の門をくぐって

メイベル・コリンズ著『黄金の門をくぐって』の日本語訳を掲載します。

3章

3章III

では、目に見えぬものに打ち勝つことに関心を向けるという最初の困難がどんなものか考えてみよう。私たちの低俗で濃密な感覚は、普通の意味での「対象」にだけ注意を向ける。だが人生の普通の領域のすぐ向こうに、より微細な感覚器官に訴える、微細な感覚作…

3章II

「創造する」という言葉はよく平凡な知性に、何もない無から徐々に進化させる概念を伝える。明らかにそれはそのような意味ではない。私たちは世界がそこから生まれてきたところの混沌により創造する創造者を用意するよう精神的に強いられる。社会生活の典型…

3章 最初の努力 Ⅰ

これは容易に見てとれることだが、人生上あるいは経験上に、ほかの時よりも事物の精髄(ソウル)に近くなる地点というものはない。磨き上げられた輝きを放ちながら満ちあふれている事物の精髄、または崇高な本質はこの大気に存在し、門の向こうでそれ自身を…